測ることから始まるインフラ整備
道路や橋梁、トンネル、建物などあらゆる構造物をつくるためには、安全に建設するために土地の形状がどうなっているか必ず調査が必要となります。測量は、高度な技術と専門的な知識で調査し、公共事業の計画・設計のための重要な役割を果たしています。
山でも川でも海底でも、「位置座標(距離)」「角度」「高さ」を数値化することで、目では捉えづらい地形の特性を明らかにします。近年は3Dレーザーやドローンなど、i-Construction(アイ・コンストラクション)の取り組みにも力を入れています。
また、九州では豪雨や地震など自然災害が相次いでいます。被災後は、被災状況の把握のための現地の測量調査を行い、迅速な復旧・復興事業に貢献しています。